ブランド物って

ブランド物っていろんな考え方があると思う。正直原価だったりコスパとか現実的なことを考えたらなんて高いボッタクリなんだろうと思うけど、世界中の多くの人が魅了される非言語的な価値や幻想があるから多くの人が買うのだと思う。

人間って物理的なものだけに意味を見出しているのではなくて、もっと精神的な非言語的なものに価値を見出して感情的に生きているのだと思う。まぁ今時の論理性だけに価値を見出している人からしたらバカに見えるのかもしれないけど、自分の人生から得た総合的な感性が惹かれるのならそれはひとつの正解だと思う。

自分は子供の頃から決して家庭環境に余裕のある方ではなかったので、ブランドもののような富の象徴のような非言語的価値を持つものに心理的に非常に惹かれるし、手に入れるととんでもない満足感を得られる。財布ひとつ買っただけで、あの誰でも知ってる〇〇の財布を買っちゃった!ってはしゃげる。

逆に考えると、子供の頃に貧乏だと数万円程度のブランド品でも、まるで大金持ちになったような満足感を得られるのは逆にコスパのいい趣味なのかもと思う。

どうせ人並みの幸せなんて得られない、そんな人生ならこんな可愛い趣味で自己満足して何が悪いのか。どんなに人に賞賛されるカシコイ生き方をしたって人間の寿命なんてたかが知れてる。自分の好きなように行きたい。