日本社会という群れに所属する事で、強制される基準や序列について整理してみようと思う。整理したところで何の意味があるのかは分からない。
まずざっとすぐに挙げられるものとしては、
容姿の美醜。
年収や勤めている会社の規模や名前。
貯金額。
住んでいる場所、持ち家か賃貸か。
結婚しているか、子供がいるか。
友達の多さ、社交性。
知識や経験の多さ。
持っている物。
他には何があるだろう。
自分の能力への評価。
趣味等の余暇の過ごし方。
異性との経験の豊富さ。
この辺りで平均点以上、すなわちある程度自己満足感を感じられる状態を継続して維持できる限り、日本社会の中でストレス無く生きられるんだと思う。
つまり、、、
かっこいい、綺麗な人。
誰もが知っている有名企業勤務、もしくは高給の人。
数千万の預金がある人。
都心で持ち家の人。
結婚して子供もいる人。
友達も多く社交的な人。
知識が豊富で、いろいろなことに詳しい人。
高級な物をたくさん持っている人。
同僚や知人から能力を認められている人。
人から良いと思われる趣味を持っている人。
異性との恋愛経験が豊富な人。
簡単に言えば「勝ち組」の人か。そしてこれらのポイントが加算されて厳格な序列、強弱が決まる。そして、今の順位を失わないように、今よりも「上」に行こうと努力する事が求められる。
そしてその反対は「負け組」として嘲笑や攻撃の的にされる。すなわち、見た目が不細工か平凡で、稼ぎもたいして無く、貯金は無い。家は賃貸で独身で、友達は居らず、誰かと比較して秀でた知識や能力もなく、財産として価値あるものは大して持っていない。同僚や知人(居れば)から尊敬されるわけでも無く、これといった趣味も、異性との経験も無い。
こうしてみると、いかに自分が日本社会の序列の中で「負け組」なのかって分かるな。まぁ、反面こうした序列を下らないとバカにする反骨心もあるけれど。