お金に縛られたくない

貧乏な時、社会に出て多少稼げるようになっても、ずっとずっとお金が欲しいと思っていた。今もほしいと思う。何十億物資産があれば将来安泰だし偉そうにだって出来るから、それに仕事だっていつ辞めてもいいっていう心の軽さも手に入れられる。

 

結局、稼いでも稼いでもずっと一生お金に縛られてる。円安や株価のニュースを見て、もっと投資しなければとか、このチャンスに乗らなければみたいな焦る感覚になる。

 

だけど少し考えてやめた。手元の資金に余裕がないのもあるけれど、投資するためのお金、すなわち将来の自分のために使うお金は毎月NISAの30万って決めてるから。それ以上はやりすぎな気がするし苦しくなる。

 

お金はいくらあってもいいとは言うけれど、増やすことだけに囚われて、自分のために使う事を勉強しなくては何のためのお金が分からなくもなる。

 

理想は映画のリプリーのように、お金のことなんて考えずに、好きな場所で、好きな物に囲まれて、ガーデニングや語学学習のような興味のある活動をして、生きるための労働から離れて自分の人生を充実させる事に一番の目的を置いた人生を過ごすことだと思う。

 

時間をお金を稼ぐことに使うのではなく、時間を自分の気分が良くなる為に使う。

 

とは言っても、今の稼ぎだとNISAに30万持っていかれるとリプリーのような生活なんて笑っちゃうほど程遠い。だから大きなお金が欲しくなる。

 

まず、家は絶対に必要だし、身の回りの物でもまだ揃えられていない物がたくさんある。時計やスーツケース、上質な洋服やスーツ、絵画やインテリア、家具に家電。

 

結局、そういうものがある生活を理想としている、自分の幸せな生活としているからお金の呪縛は解けない。だけれどそれこそが自分の本心なのだからしょうがない。