Entries from 2023-02-01 to 1 month

やっぱり難しい

誰がみても目を引く魅力的な人、そして自分の外見にそうした魅力があるのを承知で利益を得ている人を見ると目を背けたくなる。 有名企業勤務で、高給を得ていて、それを暗に誇示してる人を見れば目を背けたくなる。 たくさんの預金があり、経済的な余裕があ…

逆に言うと

この社会の中で生きやすくなるためには、 かっこいい、綺麗な人と思われなくても良い。 有名企業勤務でも、高給でなくても良い。 預金ゼロでも良い。 一生賃貸でいい。 独身で、家族がなくともいい。 友達は1人もおらず、人と関わる事が苦手で良い。 皆が知…

本心の価値基準

じゃあ、逆に日本社会の序列から離れて海外にいたときはどうだったのだろう。 正直にいうと、「日本社会の評価基準」から離れた特権的な立場にいるという事、それ自体がとても開放感のある「自由」な状態だったと思う。自分も含めて皆んなその序列のシステム…

価値基準

日本社会という群れに所属する事で、強制される基準や序列について整理してみようと思う。整理したところで何の意味があるのかは分からない。 まずざっとすぐに挙げられるものとしては、 容姿の美醜。 年収や勤めている会社の規模や名前。 貯金額。 住んでい…

日本社会に戻る事のストレス

何故、日本に戻って以前のような生活を始めたら、また昔のようにジワジワと真綿で締められるような、継続的で解決策のない息苦しさを感じるのか改めて考えてみた。 日本で仕事をして、暮らすとどうしても「世の中から期待される理想像」っていうのがある。例…

毎日

帰国後、前と同じように日本の社会やコミュニティに所属して、逆に疎外感や空虚感、カテゴライズされる不満足な生活をやり過ごす毎日。 そんな中で、海外に出て20年間帰国せずに旅を続けている人のテレビ番組を見た。 この方には到底及ばないが、自分も数年…

救い

死が救済だと考えると、昨日より今日、今日より明日、確実に死までの時間が近づいている事は、この不条理な世の中で唯一絶対的な事で充実感のある幸せな事だと感じる。 全てから解放されてて無になれる日、今世で幸せだろうが不幸せだろうが、平等に訪れるそ…

苦しみの種類

留学中から帰国にかけては、もともと現地で就職が決まっていたのに、ビザの取得がコロナでダメになったり、帰国してから自分が自信を持っていたほど現実には仕事がなかなか決まらなかったりと、本当に路上生活一歩手前ギリギリだった。実家には帰れないし、…

やっぱり家が欲しい

前回、家が欲しい理由と現実的にいつか手放す(仮に買えたという空想をして)事の空虚さを書いた。 結局、年取って死ぬことをリアルに意識し始めると、家みたいな持ち物の処分は考えなくてはいけないし、年取って体も頭も自由に使えなくなった時に、修繕やト…