人との関わり

なんか、あえて人との関わりを断った生活をしている人の話をネットで見て、自分の生活もこれでいいのかもしれないと少し思った。人と会う事、社交的である事、即ち人間組織で生きていくために良いとされている価値観から自分を解放するのは、悪いことばかりではないいい側面もあるのではないかと言う話。

何も人に会わないって事だけでなくて、現状を無理やり変えようとするとか、願っても叶わない事を求め続けるとか、そう言う事から解放されて、成り行き(運)に身を任せるではないけど、抗わないって事も重要なのかもしれない。潔く諦めると言うか。

20代は自分の手の届く範囲を超えたモノを無理に追い求め続けて来て、結局傷だらけでボロボロになった気がする。まぁ20代はそれも一つの過程と捉える事もできるけど、結局何かを無理して手に入れるために代償は払っているし、プラマイで考えたらどちらが正しいとは言えないと思う。

昔、ビートたけし?だったと思うけど、リポーターに成功してラッキーですねみたいなことを言われて、ラッキーでも何でもない、その分きっちり嫌な事があった。ラッキーって言うのは、何の苦労もせずに朝起きて枕元に欲しいものが置いてある事。みたいな事を言っている記事を見た。

結局、人生なんて短いし人間遅かれ早かれ死んでいく。社会のメジャーな集団に所属する事、適合する事、同じ価値観を持つことを「絶対的な正解」と考えて、ソレを追い求めて生きることは、自分が生まれ持った性質とは相容れないものであるのだと思う。変な人として生きた方が自分の人生は幸せなのかもしれない。