仕事と孤独

人に頼られることで自分の役割みたいな物を他人の中に見出す。それによって1人で生きていく、1人で自分自身に向き合う重圧から逃げ出すことができる。依存する側、依存される側の共依存

 

では何で仕事をする上で孤独で独立した自分が必要なのか。簡単に言えば目標が変わるからだと思う。

 

1人で仕事をしていたら「仕事の中における自分の理想の実現」が最終目標であって、そこには自分自身を変化させてより理想の自分に変わりたいという考えがあると思う。

 

一方で、仕事が「他者から依存される自分」に与えられた役割を果たす為に存在する場合、仕事はあくまでその役割を満たせればいいわけで、端的に言えばクビにならずに安定した給料をもらい続ける事が目標になる。

 

仕事が個人の目標を実現する為に存在している場合は常に変化や向上心みたいなものが働くけれど、他者からの期待を満たす事が目的となれば安定を望む為に現状を維持しようとする力が働く。

 

変化と安定。これはどちらが良いって簡単な判断派出来ないけれど、どちらも極端にならば悪い結果を生むことは確実だと思う。

 

変化ばかりでは毎日が戦いのような日々で変化と引き換えに失うものもある。

 

安定ばかりでは自分の立場や、保守的な考え方に囚われて、一見平和に見えても仕事の質が落ちて組織としては腐っていくと思う。