フラッシュバック

あれから時間が経って全て終わったことだと思ったたけど、今日は寝過ぎて深夜に起きてしまったからかフラッシュバックが始まった。あの辛かった場面、その時の感情や環境に一瞬で戻ってしまって、それが頭の中の記憶だとわかっていてもリプレイが止まらなかった。そしてその時の状況を客観視してやっぱり許せないし殺してやりたいって思う。

 

完全に覚醒しても気持ちが切り替わらないのは、その殺してやりたい奴が今も同じ土地で生きていて、同じ業界にいて、好き勝手やってるってわかるから。悪夢と現実が一気に繋がる感覚。現実だと思っていたのが悪夢の中だったって気付かされるから。

 

解放されることはない。相手が死んでも記憶は残る。深夜2時にスト缶買いにコンビニに走るのはなんとか気を紛らわしたいっていう対処療法だと思う。まだ自分を癒すために行動できるだけ余裕があると思う。本当に自分でも何にも出来なくなったら前みたいにベットから一歩も起き上がれずに1週間ひたすら薬で眠って意識を飛ばすしか出来ない。

 

人生なんて不公平で不条理なものだって体と経験で知っているけれど、最後のところで踏みとどまる何か、チャンスや運みたいなものを見たいっていう純粋さがある。そうやって他力に縋る自分が自分で哀れだとは思う。