食べ物から力を得る

最近は特に気分が落ち込むし、うまくいっていた仕事関係の人付き合いにも綻びが出てきた。まぁ何が悪いのかって考えてもしょうがない。我慢できないことは我慢できないから対立して不利益を得るかもしれないし、我慢して上手くいく方を取って不満の種を育てるのかは自分の気性に従うしかない。

 

それで、体型は気にしてるけど最近は食事の面で自分を甘やかしてる。何というか、バランスを見て週末だけとか、金曜日だけとか「許す」って決めた期間は食べたいもの、美味しいものを食べる事にした。ただ、食べ過ぎて気持ち悪くならないようにしたいとは思ってる。ちょっと食べ過ぎてるけど、、、。残す勇気も必要だな、貧乏性で食べてしまうけれど。

 

最近ハマってるのはデリバリーのとんかつ弁当。これが大当たりで、1000円でロース一枚にヒレカツ2つもついてる。何と言ってもサクサクで臭みのないトンカツを家から出ずに食べられるのが最高。これにキャベツを追加で別注文して、家にあるインスタントの味噌汁つけると何とも満たされた食事をした気分になる。昨日は1日で同じお店のトンカツ弁当を2回も頼んでしまった、、、。もちろん時間は半日くらい空いてるし二つ目は食べきれずに次の日に食べたけど。

 

元々、弁当ってどちらかと言うと好きではなかった。学生時代も冷えたご飯におかず、何よりも周りに人がいる状況で食べると味なんて分からなかった。作ってもらった事には感謝はしているけれど、ただ胃を満たすために食べるものっていうのが弁当だった。

 

社会に出てからはコンビニ弁当。ジャンクな感じは好きだったけれど、ビニ弁って言われるくらいの退廃感ってやっぱりあって、食事の満足感っていう意味ではやっぱり欠けてるものはあると思う。特に昔のコンビニ弁当は凝ったものは無かったし、社会的に存在するが毎日コンビニって切ないっていうイメージが食事を楽しむ事に水を差す。

 

最近はデパ地下の弁当とかも食べたりしたけれど、デパ地下ってやっぱりデパートに行って買うというイベント感、特別感が自分にはあって、家に帰って食べるのは最後のクライマックスというか、外に出るのがそもそも億劫な自分には買って買えるだけでかなり疲れるし、正直値段や見た目に比例して感動するほど美味しいものって出会ったことは残念ながら無い。まぁこの値段ならこの程度は当たり前だなって思ってしまう。

 

最近はデリバリーで美味しいお弁当がないか探している、普通のレストランや定食屋(人間嫌いの自分は個人店は好きではないのでチェーン店が前提)がデリバリー向けに作ってる弁当って、弁当なんだけれどあったかくて作りたてを弁当の形にして届けましたっていう感じが、弁当のマイナスイメージがなくて良い。

 

弁当の良さを改めて知ったというか、美味しい弁当を家でリラックスして食べるって良いなって感じる。量が限られてるから集中して大事に食べるし、品数が多いとお酒のつまみにもなる。自分で味噌汁やサラダをつけて食事の調整もできる。

 

理想はデパ地下の幕内みたいな、品数が豊富で見た目も綺麗で丁寧で、特別感のある弁当で、それでいてデパ地下より味もしっかりおいしい弁当。それでいて、出かけなくても家でデリバリーできて、気が向いたらすぐに食べれると良い。あとはサイドできんぴらだったり、ひじきだったり、副菜が充実していると良いな。

 

毎日お腹減って何かしら食べるわけだけれど、食事で精神的に癒される事を求めるとなかなか毎日は難しいなって思う。気に入ったもの、気に入った店も、次も同じくらいの幸せになれるだろうと思って期待して食べても、確かに美味しいけれど前と同じ満足感は得られなかったりするし、「今日は胃を満たすだけではなくて、すごい美味しいもの、ちょっと特別なものを食べたい、精神的な満足感を得たい」って思っても、なかなか自分のその時の状況に会うものって見つけられない。。。