あの時死んだのかもしれない

留学から帰って、お金も仕事も決まらなくて、この先どうなるのかが分からなくて、神社で木を見上げてあの幹に紐をかけて首を吊りたいと思って過ごしたあの時、もしかしたら自分は本当に死んでいたのかもしれない。

今、仕事が見つかってマンション借りて日常を過ごしているけれど、本当はあの時死んでいて今は何か別の世界なのかもしれないって最近考える。

今も死にたいと思う事はいっぱいあるし、また仕事が無くなって家を失えば同じところに戻る怖さはずっとある。

なんだか、結局全ては運なんだと改めて思う次第。