無機質でジャンクな食事

ここのところ、温まるし、簡単だし、酒のつまみになるから鍋ばっかり作って食べてだけど、ちょっと飽きてきた。

まぁ鍋くらいならまだ続けられる方だけど、自炊してキチンとした食事が何日か続くと、反動で無機質でジャンクな食べ物が食べたくなる、味もそうだけどそう言う生活の方に戻りたいと言うか。

あんまり、家庭的な普通の生活してると、実際の現実とのギャップで何だか虚しくなるんだよね。キチンとご飯炊いて、フライパンで調理して、味噌汁なんかもつけて、そして食べ終わって食器を自分で片付ける。普通の生活してると、どこまで行っても普通になれない自分が逆に鮮明になる気がする。

そう言う時って、できるだけ人の手のかかっていない、工業製品のような食事に戻りたくなる。コンビニやファストフード、冷凍食品みたいな作り手の感情が無いものがいい。まぁ、もちろんある程度は品質や美味しさは求めるけどね。今はこうした食事も物によってはお店と遜色なかったり、逆にお店を超えてくるものもあるので助かる。

今日はマクドナルドかな、最近流行りの1000円超えてくる本格グルメバーガーと比較したらマズいんだけど、あのジャンクさを欲する時もあるんだよね。食べきれなかったら何の負い目も感じずに捨てれるくらいの無機質さ。

自分の人生が無機質で空虚だから、周りに無機質で空虚なものがあると同化すると言うか、自分自身に目が向かなくなって心地いいのかもしれない。

ただ、それだけだとやっぱり生きていけないから、またキチンとした、多少暖かさのある食事に戻っての繰り返しだけどね。