衣食住の先にあるモノ

取り敢えずずっと家が欲しいことには変わりない。衣や食に対しては今の社会では簡単に質の良いものが安く手に入るから既にある程度満足している。

 

東京で大手デベロッパーのマンションで、場所の利便性が良ければそれ以上のこだわりなんてない。

 

とにかく住を手に入れて、生活の基礎と呼ばれる衣食住の安定が欲しい。これがなければ人生が崩れる不安から逃れられない。お金に縛られる人生から逃れられない。

 

その先に欲しくなるものを考えて見た。基本的な物を手に入れたら人は何が次に欲しくなるのか。

 

名誉、権力、名声、優越、つまり自分は抜きん出た存在で、人に影響を与え、ヒトを従えていると言うことを実感したくなるのだと思う。

 

テレビに出てくる資産家などは大概がこの方向に進む。

 

でもそれがよくわからない、想像がつかない。衣食住=安心が足りなくて渇望する気持ちは分かる。

 

だけどようやく安心を手に入れられても、今度は別のものを求めてまた枯渇する。

 

人が人の上に立とうとすれば、自分の欲を突き詰めようとすれば悪人になるしかないとも思う。バランスを取れる、幸せにならたい気持ちと幸せにならない気持ちのバランスが取れてる状況が一番良いのではないかと感じた。