持続的な幸福

引き続きお金と幸せについて考えてる。給料日ってのもあるかもしれない。

 

宝くじ当選者の記事をネットで見てみた、末路がどうこうってのには興味ない。彼らが大金をどのように使って幸せになろうとしたのかを知りたかった。まぁ大体は予想通り。家、車、ブランド品、家電、旅行、ギャンブル、風俗、麻薬、そして他人へ見せびらかすことでの自己満足。やっぱり「突然得たお金を幸福に変換しようと必死に消費している」。この気持ちはわかる、今までお金イコール幸せの数値だと考えていたから、お金と幸せを交換しようとするのは当然だし、今まで枯渇していた分の反動もすごい。

 

※あとは投資や事業を立ち上げてお金をさらに増やそうとしている。これに関してはまぁ元でも減らすことへの不安やもっとお金が欲しいっていうのはわかるけれど、どこかの時点で使わなければ国に没収されるわけで、今回は「使う」事に注目した。

 

やっぱりどの消費を見ても長期的に持続するものはない。もちろんかけたお金の分だけより強い幸福感、刺激をもたらすものもあると思うけれど、どれも何年も続く物だと思えない。強いてあげれば経済的な余裕からくる安心感だと思うけれど、安心感はお金を「使わずに」持っている事によってもたらされるのだから、せっかく手元に大金があっても使えない飾りでは本末転倒な気もする。

 

正直、お金で引き換えられる幸せってこんな物なのかって思った。子供の頃ってもっとお金があったら人生丸ごとひっくり返ると思ってた気がする。毎日がクリスマスや誕生日みたいになるんじゃないの?お金があればあるだけ継続的にもたらされる幸せってあるのだろうか。