意味

人間を含めて動物は子孫を残して繁栄する。その自然の摂理に反した自分のような人間が生まれる意味については昔から良く考えていた。

物心ついた時からそういう性質が自分の中にある事には気づいていたから、生育環境によってこうなったという事は無い。だとすると何かの医学的なエラーで生まれたという説をずっと信じていた。

だけど、遺伝的なエラーであれば種の生存本能と相反するこうした性的指向は、長い年月で淘汰されるはずだし、ここまで世界中に同じような指向をもった人間が多数存在するのは、矛盾しているともずっと思っていた。

最近思ったのは、自分は種の繁栄に対する「ストッパー」の役割なのではないかという事。全ての人間がもれなく子孫を残して、短期間に急激に増殖してしまえば、個々が使用できる資源(食料とか、燃料とか)も少なくなり、種全体の存続に影響を与えかねない。だから、種とし存続、維持するだけの個体数を全体として保ちつつ、急激な人口増加を防ぐためにあえて生まれた「子孫を残さない」存在。種としての防衛機構の一つなのではないかという事。

もしその理屈があっていたなら、種全体から与えられた使命は全うしてるなwまぁ、種の存続なんて個人的にはどうでも良いし、明日人類が全滅しても良いんだけどね、、、。